保険以外の手当てを活用して生活を守る。「医療費控除」「健康保険限度額適用認定証」「遺族基礎年金」「遺族厚生年金」

医療保険、がん保険等を徹底比較!安くて内容も充実の保険に見直そう!凝り性な私は生命保険を徹底的に見直し月2,000円の終身医療保険と3,000円の終身がん保険に加入しました。その経験から35社以上の医療保険、死亡保険、個人年金、収入保障保険、学資保険のおすすめ保険をコメントと評価、ランキング付きで比較します。

保険以外の手当てを活用して生活を守る。「医療費控除」「健康保険限度額適用認定証」「遺族基礎年金」「遺族厚生年金」

終身保険や医療保険の保険相談をしていると、この先の人生で必要なお金が見えてくるようになります。優秀なファイナンシャルプランナーの方は、親身になって考えてくれて、保険のメリット・デメリットだけではなく、人生設計についてもアドバイスをしてくれます。

保険の事を考えていく上で、保険以外の手当てを生活に充当して考えていくことができれば、お金の計画も立てやすくなります。保険に直接関係が無いことでも保険相談をしているファイナンシャルプランナーはある程度のことには回答ができます。医療費控除や健康保険額、遺族年金についても相談をしてみてください。

 

医療費控除について

知られているようで、若い世代の夫婦は知らない人も多いのが医療費控除です。簡単にいうと「使いすぎた医療費は税金から控除する形でお返しします」という制度です。医療費控除は10万円以上の医療費を支払った家庭が対象となっており、健康保険証が別でも対象に入ります。

来年は医療費が多くかかるだろう、と予想できるものではありませんから、1月から12月までに発生したお金の領収証は取っておくことをオススメします。10万円というと、1ヶ月1万円近く利用することになりますから、対象になることは少ないかもしれませんが、入院や手術が入るとあっという間に超えることがありますし、複数の医療機関(眼科、歯科)を平行して利用する場合などには10万円を超える可能性が高くなりますね。

バックされる金額があまり多くないことや、確定申告が面倒でそのままになってしまうことも多い制度ではありますが、節税にはなりますので是非とも活用してみてください。

 

健康保険限度額適用認定証について

70歳未満の方が入院や事故、手術などによって高額な医療費になりそうであれば、事前に「健康保険限度額適用認定証」を発行させておくことで医療費の自己負担額に限度が付きます。この制度を利用すれば、高額な医療費を支払わなくてはならなくなってもカバーしてくれるようになるのです。とはいえ、限度が決まるだけでそこまでの費用を支払うことには変りありません。

保険相談時に健康保険限度額適用認定証について確認するのもひとつですが、医療保険制度は1つ2つ検討しておいた方が安心と言えます。

 

遺族基礎年金と遺族厚生年金

遺族年金も保険以外の手当てとして覚えておきたい制度です。

遺族基礎年金とは

国民年金を支払っていた方が死亡した際に、子または妻(夫)が受け取れる年金です。

遺族厚生年金とは

会社員として厚生年金を支払っていた方が死亡した際に、子または妻(夫)が受け取れる年金です。遺族基礎年金との違いは、会社が上乗せして支払っている分、受け取れる年金額が高くなります。

 

遺族年金は制度が複雑

遺族年金については制度が非常に複雑であり、受け取れる額の計算も条件によって違います。ファイナンシャルプランナーで遺族年金に詳しい人も多いので、保険相談時に聞いてみてもいいでしょう。遺族年金が生活をサポートしてくれることは確かですが、当てにしてしまうとお金が足りなくなる事が多いため、補助してもらう金額であるくらいで認識しておくといいかもしれません。

 

まとめ

ファイナンシャルプランナーへの保険相談時、保険以外の手当てについても教えてくれることがあります。もしくは、先の人生の事を考えてこちらから相談をしてみましょう。医療費控除や健康保険限度額適用認定証は、大きな怪我や病気をした時に生活を助けてくれる制度になっていますし、遺族基礎年金と遺族厚生年金の仕組みも知っておいて損はありません。

 


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