結婚をして、新しい家族ができると生命保険や死亡保険を考える人も少なくないと思います。その中で検討するのは、保険期間を終身保険や定期保険のどちらにした方がいいかということです。
「終身保険なら一生安心?」「保険料はどちらが負担が少ない?」など素朴な疑問に答えるため、ここでは死亡保険に関する終身保険と定期保険の特徴やメリット・デメリットを理解して、自分のライフプランに最適な保険を選べるよう両者を徹底比較していきたいと思います。
一生涯の保障が得られる終身死亡保険。ただし保険料は高い
まず終身保険について検討していきたいと思います。死亡保険の終身保険は、貯蓄性も高く、解約すると払戻金などがあるタイプもあります。死亡保険の終身保険の保険料で特徴的なのは、定期保険よりも高めに設定されているということです。これは医療保険のそれとは明らかに性格が違うものです。定期保険に比べて保険料が高いというデメリットはありますが、貯蓄性があり、老後の生活費や資金、子供の教育費や学費などの備えなどにもなるため、非常にニーズが高いといえるでしょう。
終身保険のメリットとデメリットを比較した際に、メリットの多様性の方が高いのではないかと思えます。なにより生涯を通じて保障が約束されるというところが大きなメリットです。
保険料負担は低い。絶対に死ねない期間がある人は定期保険
死亡保険の定期保険は、その名の通り、保険期間が定められた死亡保険です。30歳から40歳までという区切られた期間を死亡を保障する保険です。更新タイプの定期保険もありますが、終身保険と最も違うのは、一生涯の死亡保障ではなく、一定の期間の死亡を保障します。また払い込んだ保険料は終身保険のように貯蓄性はなく掛け捨てとなります。
また解約払戻金などにも対応していません。ただし終身保険よりメリットがある部分として、保険料の負担が少なくてすむというポイントがあります。これは言い換えれば子育てが終わるまでの期間など、親として絶対に死んではならない期間があるというときに加入しやすい保険ということができるでしょう。
どちらも一長一短。ただ利用用途が多い終身保険は不動の人気
死亡保険には定期保険と終身保険が用意されています。どちらもメリット・デメリットはあり、おすすめのポイントも一長一短ではありますが、定期保険は保険料負担が少なく、加入しやすい保険です。そして貯蓄性が高く、解約払戻金にも対応している終身保険のニーズが高く、時代を超えておすすめできる死亡保険となっています。
将来の老後の生活、子供の教育費、マイホーム資金の準備金として蓄えておくこともできます。