こくみん共済は保険料も安いので、コストパフォーマンスの高い保険として評判を呼んでいます。
こくみん共済に加入すべきか、あるいは民間保険に加入すべきかは個人の状況によってそれぞれ異なります。場合によっては、こくみん共済と民間保険を兼ね合わせた方がいいケースもあります。
そこで今回は、こくみん共済のメリットとデメリットを紹介していきます。こくみん共済加入を検討している方はぜひご覧ください。
保険料と保険内容に満足!・・・だけど【こくみん共済のメリット・デメリット】
こくみん共済のメリット
コストパフォーマンスが高い
こくみん共済は保険料が安いことで知られていますが、内容も民間の保険会社の医療保険とあまり相違のないものになっています。手術の一時金もきちんと出るので心配することはありません。こくみん共済に加入しておけば安心して過ごすことができるようになるはずです。月の掛け金も民間の保険会社に比べて安いため、お得な保険というイメージが広がって人気が高まっているのです。
シンプルかつバランスがいい
総合保障タイプは病気や怪我によって入院・通院したときの医療保障から、死亡または重度の障害をおった時の死亡保障まで備えています。
このように総合保障はさまざまな病気やけがのリスクを幅広くカバーしてくれます。その他にも「医療保障タイプ」「終身医療保障タイプ」「こども保障タイプ」とタイプ別に適したプランを用意しています。
内容がシンプルで分かりやすい点で、一般的に広く受け入れられています。
持病や通院歴があっても加入しやすい
民間の保険会社の場合は、加入条件を厳しかったり、加入者の職業や健康状態に応じて保障が制限されたりすることがあります。
一方、こくみん共済には医師の診断書は必要ありません。また職業の告知で保障が制限される心配もありません。加入手続きを簡単に済ませるのも大きなメリットといえるでしょう。
こくみん共済のデメリット
こくみん共済は老後に弱い
民間の保険会社の医療保険は、老後になればなるほど保険料が上がるのに比例して保障も手厚くなってきます。しかし、こくみん共済の保険はめっぽう老後に弱いのです。なんと65歳から保障がどんどん先細りしていくのです。病気をする可能性が高まる老後に保障が先細りしてしまうというデメリットは、非常に大きいですよね。
商品が決まっていて自分にあった保険をカスタマイズできない
こくみん共済の商品は決まったプランで組まれているため、個人のライフステージに合った保障内容が組めません。近年では共済もプランの多様化していますが、民間保険に比べると取り扱い商品が少ないです。こくみん共済が細かい保険に関しては民間の保険会社で補った方がよいでしょう。
民間の生命保険に比べて保障額が少ない
民間保険の場合は死亡保険、高度障害保険金に多額の保険金を支払うことで、もしもの場合は多額の給付金を受け取ることができます。
一方、こくみん保険の場合は死亡保険金・高度障害保険金の最大上限が3000万円です。加入者は自身の予算と加入する団体をしっかりと見定めることが必要です。
まとめ
今回はこくみん共済のメリット・デメリットについてご紹介しました。こくみん共済は、プランがきっちり決められておりシンプルかつ幅広い保険をカバーしてくれます。一方で自分にぴったりの保険にカスタマイズしたいという方は民間の保険と兼ね合わせることをお勧めします。
それでも「どうしたら良いのか分からない」「自分に合う適切なプランがよく分からない」という人は、ぜひ何でも聞ける保険相談に行ってみてはいかがでしょうか。