個人年金保険といえば将来に公的年金のほかに受けとることができる私的年金として知られています。確かに個人年金保険は、老後のための備えの生命保険の一種といえます。でもあまり個人年金保険について理解せずに加入しているという方も多いのも事実です。そこでここでは個人年金保険をもっとよく知るために必要なことを見ていきます。
個人年金は2つの面で老後に備える
年金についての問題はニュースなどで取り上げられているために、なじみがあるものとなってることでしょう。公的年金を補足するものとしてあるのが個人年金なのですが、主に個人年金が果たす役割には2つあります。
- ①公的年金の支給開始年齢の引き上げによる退職から年金の支給開始までの負担を軽減する
- ②公的年金で足りない生活費などの補てん
このような老後のニーズをサポートする物が個人年金です。老後の生活資金は必ず必要となるものです。確実に資金を調達するために、より安全・確実な方法なのが個人年金なのです。
個人年金をよく知るために知っておきたい用語
個人年金保険のパンフレットなどをより良く理解するために、知っておきたい用語をまとめてみました。
- 保険契約者:保険会社と保険契約を結ぶ人のこと。保険内容の変更を行う権利や保険料の支払義務を持っている。
- 被保険者:保険の対象者。契約者と同一であることもある。
- 受取人:個人年金を受け取ることになる人。契約者、被保険者と同一であることもある。
- 満期:保険契約が切れる日。
- 一時払い:一括で契約時に保険料を支払うこと。
- 終身年金:一生涯個人年金を受け取ることが出来ること。
- 確定年金:決められた一定の期間だけ個人年金を受け取ることが出来ること。
わからないで済ませないで
個人年金は将来の生活に大きな影響を与えるものです。保険は複雑で難しいものになっているのは事実ですが、わからない、めんどくさいだけで済ますことが出来ることではありません。しっかりと加入する個人年金の内容に精通している必要があります。