「将来、公的年金に期待できない。どうすればいいの?」「個人年金保険を勧められたけど、よく分からない」と年金に不安を抱える人も少なくありません。そもそも、個人年金保険についてよく分からないという人も、たくさんいると思います。
そこで今回は、個人年金保険についてお話を進めながら、最近人気の【外貨建て個人年金保険】についてご紹介していきます。分かりやすくご説明していきますので、ぜひ参考にしてください。
個人年金保険とは?
公的年金の受給が危ぶまれる将来、そんな世の中の流れに伴って、保険会社が展開する個人年金保険が注目されています。年金を国に頼るのではなく、何とか自分で作ろうというのが、個人年金保険です。毎月の保険料を支払うことで、将来確実に貰える年金が出来るというわけですね。
特に外貨建て個人年金が人気
個人年金の中でも特に人気なのが、外貨建て個人年金です。こちらは非常に利回りが良いので、とても効率的だと評判になっています。
例えば期間を10年に設定した外貨建て個人年金の場合、日本円建ての場合0.10%という少なさなのに、アメリカドル建ては1.78%にもなっているのです。外貨ということで、自分には少し敷居が高いと思っている人もいるでしょうが、最近では保険会社だけではなく銀行でも外貨建て個人年金が販売されているので、随分身近なものとなってきたようです。
外貨建て個人年金を契約する際の注意点は
外貨建て個人年金はとても利回りが良いと評判ですが、実はそれだけではありません。
前もって決定された利率で運用していくので、外貨ベースの受給額は確かに決まっていますが、それを日本円に換金するとどうなるのか保障ができず、元本割れしてしまう可能性も十分に考えられます。
その上一般的な個人年金と比較して、為替手数料がかかってしまうため、当然コストは大きくなってしまうというデメリットもあるのです。利回りが良いだけではなく、外貨建て個人年金保険にはこのような背景があることをきちんと理解しておくことが大切です。