介護における安心感を与えてくれるのが介護保険です。生命保険や医療保険に比べると優先順位を下げて考える事が一般的ですが、掛け捨てと貯蓄のタイプがあり選択肢の幅も広がっている今、介護保険への加入を保険相談してみてもいいでしょう。介護保険は、支払い基準や支払いタイプが様々ですのでややこしく感じるところもあるでしょう。今支払っている保険料(生命保険や医療保険)の支払い金額も加えての検討をしてみてください。
介護保険とは?
要介護認定が下りると、国からの補助が発生します。補助といっても全てを頼ることができるわけではありませんし、貯蓄の不足を補う意味で介護保険があります。介護状態になると周りの家族や親族にとっては精神的・肉体的な負担にもなります。介護保険の金銭補償があるだけで、気持ちも前向きになります。
介護保険の支払い基準
生命保険や医療保険に比べると介護保険の保険料支払い条件は曖昧に感じます。だからこそ保険会社ごとの特徴を知り、保険相談によって考える時間を十分に取るようにしましょう。介護保険の支払いには2種類あり、判断する場所が違います。
「公的介護保険」と連動しているタイプの保険
公的介護保険で要介護認定されると支払われることになります。要介護認定にはレベルが存在しています。要介護2以上、要介護3以上と条件に合わせて保険適用の範囲は違いますから、保険加入前にチェックしておく事が必要です。
もう1つの基準タイプが「独自型」
保険会社が決めた条件に合わせて支払われることになります。介護状態といっても判断が難しいので、保険相談時に納得がいくまで確認すべきポイントと言えます。
保険料を受け取るタイプ
介護保険にも掛け捨てタイプと貯蓄タイプがあります。
貯蓄タイプ
貯金に利用することもできますので、介護保険だけではなく、終身保険や学資保険と比較してみてもいいでしょう。保険金の受け取りは、年金タイプと一時金タイプがあります。
年金タイプ
通常の年金と同じように安定的に支払われることになります。一時金タイプの場合は、介護認定を受けたら一度で支払われることになります。介護にはどれくらいの費用がかかるのか、事前に調べる人はほとんどいないでしょう。そのため、年金と一時金と併用して考えておくと、将来に安心感を得る事ができるようになります。
まとめ
介護保険には、国から要介護認定をされた場合と保険会社の条件を満たした場合とで支払い基準が違います。また一時金や年金タイプなど支払われるタイプにも差があります。介護認定の条件は判断がしにくいため、保険相談時にはしっかりと内容を理解しておくことが必要となります。