医療保険には積立型と掛け捨て型があります。積立型は貯金もできることから、今までは多くの方から選ばれてきました。しかし最近では積立型は本当にお得なの?と考える方も増えてきました。実際はどうなのでしょうか?検討してみましょう。
お得なのは掛け捨て型保険
今の保険内容や時代の流れなどを検討するのであれば、お得なのは掛け捨て型の医療保険といえます。その理由は保険料はどんどん高くなって行く傾向があるのに、物価・税金の上昇などで使えるお金が少なくなってしまう可能性が高いということです。加入当初にはあまり負担に感じていなくても、変化の激しい時代なので一定の収入を得られるという補償はありません。
また結婚・出産などライフスタイルの変化でも使えるお金が変化します。結果、医療保険はことあるごとに見直しが必要になるのです。積立保険は保険の見直しをして解約することになると、受け取れるお金が減って損をしてしまうことが多いのです。その点、掛け捨て型ならば毎月の保険料は安く、リスクの少ない保険とすることが出来ます。
それでも積立型の保険がいい場合には?
積立保険のデメリットを理解したうえで、それでも積立型にしたい場合には、
- ①月々の保険料
- ②支払う保険料の合計
- ③実質払うことになる保険料についてしっかりと把握する
というようにしてください。
そうすることで積立型の医療保険を有効に使うことが出来ます。
貯蓄を考えて医療保険を選ぶ場合
貯蓄も同時にできる積立型保険は魅力と思える方もいることでしょう。確かに貯蓄に効果的な方法でもあります。特に貯蓄が苦手な方には便利な方法といえるでしょう。
しかし、お金の管理をしっかりできる自信があるのであれば、やはり保険は掛け捨て型がお得です。掛け捨て型保険で保障をしっかりと受けながらも、個人的に将来に向けて貯蓄をすることでより多くの金額を貯蓄することが出来るからです。
積み立て医療保険の活用は慎重に!
医療保険で貯蓄までできるという積立型の医療保険はとても魅力でもありますね。でもお得かどうか?ということだけを見ると、お得ではないケースがほとんどです。
それでも確実に貯蓄ができるので積立型を利用したいという方は、保険の知識が豊富なファイナンシャルプランナーに無料で相談できる保険相談サービスを利用してみてください。保険の加入条件は保険会社毎に異るのと同時に、審査や特徴は様々あり自分だけで選ぶのはなかなか大変です。プロの力を借りて医療保険を選んでみてください。