医療保険を選ぶ際に、日額はいくらほど保障があればいいの?と悩む方も多いと思います。最近の主流の日額保障額は5,000円、または10,000円ほどとなっています。医療保険の保障額はお金さえ支払えばいくらでも保障を手厚くすることができるために、悩みところでもありますね。
でもあまりにも保障が手厚くなると毎月の保険料が負担になってしまいます。そこでここでは日額をいくらくらいに設定すればいいのか?ということについて考えていきます。
お金がかかることは多い
各種ローン、家賃、子どもの教育費など、毎月必要となるお金はかなり多いものです。そのために月々の保険料はできるだけ低く抑えたい!と思う方もいますね。でもそれでいて安心も手に入れたいと思っていることでしょう。そのためにはやはりバランスが大事になります。
入院するとどんなお金が必要?
入院することで働けなくなるために収入減少と、入院による出費というダメージが起こってしまうことでしょう。入院することになると医療費として一ヶ月の上限である約90,000円、ベッド代で一日平均6,000円ほど、食事代で一日780円ほど、家族の交通費など、雑費も必要となってきます。そのために一日に10,000円ほどのお金が必要となります。
では日額は10,000円にしておけばいいの?と思うことでしょう。でも実は日額10,000円にすると、保険料が高くなってしまうのです。当たり前のことですが。保障を大きくすると保険料が高くなるのです。
医療保険だけに頼らない
医療保険はあくまで万が一の時の備えです。安心を買うものであるといえるでしょう。万が一のことが起こってしまったときに、医療保険に加入していると安心することが出来ます。でも毎月の負担額を減らすためには、医療保険だけに頼らずに貯蓄を組み合わせるようにしてみてください。
保険料をなるべく安く済ませるためには、必要最低限の保障を医療保険でカバーしつつも、残りは貯蓄で補うという考えを持つことが大事です。実際に医療保険でカバーしたいのが、医療費とベッド代くらいです。そのほかの費用はそれほどの負担にはなりません。
また収入の減少はもともと医療保険でカバーするものではないので、医療保険に収入への保障を求める金額を付けるべきではないといえるでしょう。
日額は5,000円あれば一般的には十分といえる
医療費に関しては高額療養費制度などを利用することで、かなり軽減することが出来ます。さらにベッド代も大部屋を利用することで、負担を減らすことが出来ます。結果、日額は5,000円あれば医療保険の役割を十分に果たすことが出来るといえるでしょう。
それに貯蓄との組み合わせて備えるようにしましょう。そのための第一歩として保険の知識が豊富なファイナンシャルプランナーに無料で相談できる保険相談サービスを利用を始めるのはいかがですか?