医療保険と一言にいっても運営主体は主に2つあります。それぞれの特徴をよく知って、どちらの運営主体が運営する医療保険を選ぶかを決める必要があります。
そこでここはそれぞれの運営主体についてと、それぞれの違いについて詳しく見ていきたいと思います。
民間の運営主体は主に2つ
民間の医療保険の場合、運営主体は①保険会社、②共済の2つに分けることが出来ます。
最近では共済の保険が人気になってきており、一度は共済の医療保険について検討したことがあるという方も少なくないと思います。どちらのタイプを選ぶかは、自分のニーズに合わせてしっかりと判断していく必要があります。
それぞれの運営主体の特徴とは?
①保険会社
運営主体が保険会社となっているのであれば、医療保険をビジネスとして行っています。そのために利益を上げる必要があります。つまり利益の分が保険料に上乗せされているということともいえるでしょう。一般的な会社のように売り上げを伸ばすことで、会社として成り立っているのです。
②共済
共済は基本的に“助け合い”を行うための団体といえるでしょう。利益を目的としていない非営利団体であるために、保険料もとてもリーズナブルなものになっています。共済の特徴としては、年末に還付金としてその年に使わなかったお金が返ってくるというものがあります。
運営主体が違うと医療保険の内容も違ってくるの?
運営主体がどちらでも構わないけど、医療保険の内容はどのように違うのかが気になるという方も多いと思います。実際に共済の安い保険料は魅力となっていますので、乗り換えなどを検討しているのであれば、保険の内容の違いが気になるのではないでしょうか?
保険の内容自体には、それほどの大差がないといえるでしょう。
ただ決定的に違う点として挙げらるのが、共済はみんなのお金を集めて保険として使っていますが、もしもそのお金をすべて使い果たしてしまうのであれば、いくら保険料を払っていたとしても給付金を得ることはできません。支払えるお金がないからです。
一方で保険会社は保険に保険をかけていますので、どんなことがあっても給付金を得ることが出来ます。
自分の安心になる保険を
運営主体が違うと、違いもあることがわかります。どちらを選ぶかについては、個人のニーズによって変わってくると思います。
ただ保険の加入条件は保険会社毎に異なり、審査の厳しい会社や緩い会社など特徴は様々あります。運営主体だけではなく、保険のプランを一人で選ぶのはなかなか大変です。そこで保険の知識が豊富なファイナンシャルプランナーに無料で相談できる保険相談サービスを利用してみましょう。自分に合っている運営主体やプランへのヒントをもらえるでしょう。