「学資保険は、子供の将来のために必要な保険」、「学資保険を掛けておくと、将来的に子供がどんな道に進みたいと言っても安心」と、学資保険の重要性について理解していらっしゃる親御さんはたくさんいます。しかしながら、マイホーム購入の次にお金がかかると言われる保険料に、頭を悩ませているご家庭も少なくありません。
そこで今回は、出来るだけ少ない掛け金で学資保険を契約するにはどうしたら良いか、というテーマでお話を進めていきます。
毎月の掛け金を安くするためには、満期で貰える金額を減らす
これは当たり前のことですが、毎月の掛け金が高いほど、満期で貰える金額は高くなります。ですから、毎月の掛け金を安くするためには、満期で貰える金額を減らすという覚悟をすればいいのです。とてもシンプルな考え方になります。
しかし安易に掛け金を安くするのは待ちましょう。契約の前に掛け金と満期で貰える金額をシュミレーションした上で、学資保険に100%頼らなくても貯蓄で進学費は何とかなると自信のある場合だけ、掛け金の安い学資保険に加入されることをオススメします。
保険料の支払いを一括にしてみる
毎月の掛け金を少しでも安くしたいとお考えなら、少し違う角度から物事を考えてみませんか?実は保険料の支払い方法によっても、保険料の支払い総額が異なる場合が多いのです。簡単に言えば、毎月保険料をコツコツと支払っていくのではなく、一括での支払いにしてしまうのです。
18歳で満期の学資保険ですから、もしまとまった金額が準備できるのであれば、その方が圧倒的にお得です。
安い掛け金の学資保険を吟味する
「面倒だから、保険に関しては1社にまとめてしまおう」という考えは、結構損をしてしまいます。保険会社によって力を入れているプランや、料金形態・内容が明らかに違うので出来るだけ安い掛け金を望むならとことん吟味しましょう。
ただし、安い掛け金のプランを選ぶ際には、内容をしっかり確認して後悔にないようにすべきです。
学資保険にあなたが求めるものは?
最後に確認しておきたいのは、学資保険にあなたが何を求めるかです。毎月の掛け金の安さなのか、それとも返戻率なのか、保障内容なのか。学資保険を加入するにあたって、何を1番優先するのかを考えておくことが大切です。
しっかりと話を聞いたり吟味して、自分が何を求めているのかをハッキリとさせることも大切な要素のひとつです。
もし払い込み期間を短くすることでお得にするなら
学資保険を検討している人に向けられたプランは、一般的に15歳や18歳、22歳まで支払いをするパターンになっています。払込期間が長ければ毎月の負担額が少ないため、保険商品としては「お手軽」であり「安い」商品に見えるわけです。月に1万円であれば、子供が産まれたばかりの家庭でも検討しやすくなります。学資保険の払込期間はどれくらいに設定するといいのでしょうか?払込期間と返戻率についてご説明をします。
学資保険の払込期間と返戻率について
学資保険の多くは、払込期間を選ぶことができるようになっています。10年間支払う場合と20年間支払う場合では、支払う回数が違いますから、支払金額も違います。簡単に言えば、10年の場合は20年の倍を支払っていかなければならなくなります。受け取る年齢が22歳の場合、20年支払うよりも10年支払う方が返戻率が良くなります。学資保険の払込期間は短い方がお得です。受け取る金額を少しでも多くしたいのであれば、払込期間は短い設定を検討するようにしましょう。
払込期間と祝い金について
学資保険は一括で受け取る方法と、祝い金として分割で受け取る方法があります。小学校卒業や中学校卒業など、お金が必要になりそうなタイミングで祝い金があると家計は助かりますし、どこか得をしたような気になります。ただし、祝い金はもらわずに一括で保険金を受け取った方が返戻率は良くなります。最初は祝い金の設定をしておき、祝い金を受け取る年齢になった時に延期させることもできますので、無理のない設定にしておくといいでしょう。
学資保険の払込期間のコツについて
学資保険の払込期間は、返戻率以外にもライフプランを想像しながら設定するといいでしょう。11歳と13歳では年間にかかるお金が違います。11歳で払込期間を設定しておけば、中学校に入るころに楽ができます。10年程度だと払込金額が高くて厳しい場合には、14歳までにするとか、17歳までにするとか、入学と時期をズラしておくと後々楽になることができます。
払込期間を短く設定しよう
いかがだったでしょうか。学資保険の払込期間は、返戻率だけではなくライフプランも頭に入れながら検討するのがベストです。また、返戻率が良いからといって毎月の支払額を高くし過ぎるのも禁物です。学資保険での貯蓄は無理が無いように払込期間を設定してください。どれくらいお得か、祝い金の設定はどうすればいいのか?など不明点は無料の保険相談に聞いてみてください。