今死亡保険の中でも収入保障保険が注目されています。死亡保険とはいわゆる被保険者が死亡したときに妻や子供など家族に対して多額の保険金がおりるものですね。そういった死亡保険の中の1カテゴリとして収入保障保険というものがあります。
では「収入保障保険と死亡保険の具体的な違いは?」「収入保障保険独自の魅力は?」にフォーカスを当てて解説します。収入保障保険の特徴と魅力を知って具体的に検討していきましょう。
収入保障保険は遺族年金のようなシステム!家族に月収が給付
収入保障保険とは文字通り被保険者の収入を保障する保険です。
家族3人一家を支える大黒柱のお父さんが突然亡くなってしまうと残された奥さんや子供は路頭に迷うことになります。そのために死亡保険を掛けてもしものときに備えるのですが、それは一括の保険金が支払われる一回性のものです。
しかし収入保障保険は、加入者が得ていた収入を加入者の死後、保険の満了期間まで保障するという保険です。もし加入者が会社から月収30万円を得ていたら、その金額が毎月支払われることになります。保険金として給付されるというポイントは同じですが、死亡保険とはアプローチの違う保険になります。
一回の保険金よりも毎月の月収を保障される保険になります。
収入保障保険はどんな人におすすめ?貯金ができない体質の人は必見
収入保障保険の特徴は毎月の月収を保障することです。
保障する期間は保険契約の間だけですが、「ここからここまでは必ず自分は働くし、月収も得る予定がある」という人は注目したい保険です。貯蓄や貯金が苦手だという人にはおすすめしたい保険だといわれています。お金を稼ぐ能力は高いけれど、貯金が苦手という人はかなり多いです。生活費はもちろんですが、月々の支払いや遊興費など浪費はするけれど、蓄えはしないという家庭には良い保険だと言えます。またこれから入ってくる収入を当てにして生活をしている人、住宅や子供の教育費を計画している人にとっても良い保険です。
住宅ローンの支払いはこれに当たることが多く、子供の大学などの学費も世帯主の収入が途絶えては困りますよね。
死亡保険と一緒に検討したい。保険金ではなく死亡保障で
死亡保険は被保険者が亡くなると多額の保険金が入ってきますが、その保険金は一括で支払われるため、物理的にはすぐに使い果たしてしまうことが可能です。お金を貯められない人、浪費グセがある人にとってはある意味でやっかいなタイプだとも言えます。そうではなく毎月の月収を保障してくれる収入保障保険なら、被保険者の死亡後の生活費は毎月支払われるので堅実な生活という意味では最適な保険かもしれませんね。